LINE広告の地域別レポートに関して

LINE広告のレポートタイプ「地域別」で出力されるデータに関する説明です。

LINE広告管理画面のレポートとDatabeatの出力レポートの関係

前提として、LINE広告の媒体管理画面から生成することのできる地域別レポートは、位置情報データの利用への合意の有無により合計値が重複のあるレポートとなっております。

本記事の最後に、媒体へ弊社から問い合わせを行ったQ&Aを参考までに掲載いたします。

このレポートから取得されたデータをDatabeatのディメンション「都道府県」や「市区町村」で出力しようとすると、本来出力を意図するものとは値が異なるという事象が発生いたします。

 

ex.) Q&Aで例として記載の「東京都」と「東京都-千代田区」というデータが存在している場合

【媒体管理画面のレポート】

「東京都」のデータは位置情報の利用に同意しているユーザーから得られる「東京都-千代田区」のデータと、それ以外の同意していないユーザーから得られる東京都のデータによって構成されている。

(表1)

東京都 位置情報利用に同意していないユーザーを含めた全東京都の数値(下の千代田区の値を含む)
東京都-千代田区 東京都のユーザーのうち位置情報利用に同意しているユーザーのみの値

【Databeatのディメンション「都道府県」で出力したレポート】

媒体レポートの「東京都」はもちろんのこと、「東京都-千代田区」も東京都としてみなされることで、媒体管理画面の「東京都」+「東京都-千代田区」がDatabeatから出力される「東京都」の値となる。

(表2)

東京都

媒体レポートの「東京都」+「東京都-千代田区」

元々「東京都」には千代田区のデータも含まれているのに、2重計上されることになる

 

この事象を回避するために、Databeatでは下記のように出力するデータを定めております。

実際にDatabeatから出力されるデータ

【ディメンションの説明】

Databeatのレポートタイプ「地域別」で利用されるディメンションは下記の3つが主となっております。

  • 都道府県
  • 市区町村
  • 最も詳細な地域(以前は行政区という名称)

それぞれ(英語)と(日本語)がディメンションとして存在しますが、データの処理の方法は同じです。

Databeatでは、一つのディメンションや指標で複数の媒体のデータを出力できるようにマッピングしている都合で、上記ディメンション名となっております。

ただし、LINE広告の場合はこの名称と出力内容が一致せず、実際に出力される内容は下記の通りとなります。(太字になっている値が出力対象)

(表3)

Databeatのディメンション名 媒体管理画面のデータ
都道府県 東京都
市区町村

東京都 - 西多摩郡

最も詳細な地域

東京都 - 西多摩郡 - 瑞穂町

 

「-(ハイフン)」で区切られている数に応じて、出力されるディメンションが変わります。

複数のディメンションを同時に使用した場合

上記表3のデータをもとに、ディメンション「都道府県」と「市区町村」を同時に使用した場合、Databeatから出力されるデータは下位の階層に合わせたものになります。

都道府県 市区町村
東京都 西多摩郡

 

位置情報が取れていないユーザーのデータは出力対象に含まれません。

参考(LINE広告Q&A)

弊社から媒体へ問い合わせたLINE広告の地域別レポートに関するQ&Aです。

Q. 都道府県別のデータに加えて、各都道府県の市区町村別のデータも確認できるものと認識しております。ただ、「特定の都道府県の数値」と「その都道府県の市区町村別の数値の合計」が一致しないようなのですが、これはどういったことが理由でしょうか?

 

A. 配信地域を指定し配信を行った場合、位置情報データの利用に合意していないユーザーは、市町村のデータが取得できず配信できないため、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴(スタンプ購入履歴、LINE公式アカウントの友だち登録履歴など)をもとに、「みなし属性」にて、都道府県を分類しており、位置情報データの利用に合意しているユーザーは市区町村のデータまで取得し配信を行っています。

そのため、位置情報データの利用に合意しているユーザーは「東京都」で計測、かつ「東京都-千代田区」でも計測されるといったように、都道府県と市区町村どちらにもカウントされますが、位置情報データの利用に合意していないユーザーは都道府県のみでカウントされるため、「特定の都道府県の数値」と「その都道府県の市区町村別の数値の合計」に相違が発生いたします