Databeat ExploreではAPIの仕様上、取得することのできない指標が存在します。
例えば、Google 広告のコンバージョンアクション別の数値はキャンペーン単位以外での取得はできません。
ですが、データポータルのデータ統合機能を利用することで、Databeat Exploreで取得できない指標を、取得している指標とまとめて出力することができます。
ここでは、Google 広告のキーワード別を例に説明します。
STEP 1. データベースを作成する
Databeat Exploreで、データベースを作成します。
データベースの作成方法の詳細は下記ヘルプ記事をご参照ください。
https://help.data-be.at//ja/articles/3191023-データベースを作成する
テーブル定義にはプリセットの「データポータル_キーワード」を使用してください。
※ 必要に応じてテーブル定義にディメンションや指標を追加してください。
STEP 2. Google スプレッドシートを作成する
1. Google 広告管理画面からCSVファイルをダウンロードしてください。Google 広告のレポートは下記のように設定してください。
※ 「行」には必要に応じて「日」や「広告グループ」等を追加してください。
※ 費用や表示回数と一緒にコンバージョンアクションを追加することはできません。

2. CSVファイルをGoogle スプレッドシートに貼り付けてください。
※ ディメンション名や指標名は必要に応じて変更してください。

STEP 3:Google データポータルで統合データを作成する
1. データソースにSTEP1、2で作成したデータベースとGoogle スプレッドシートを追加してください。
2. [ リソース ]メニューの[ 混合データを管理 ]をクリックしてください。
3. 画面左下の[ データビューを追加 ]をクリックしてください。
4. 添付のデータソース からデータベースを用いたデータソースを選択してください。
5. [ 別のデータソースを追加 ]をクリックして、添付のデータソース からGoogle スプレッドシートを用いたデータソースを追加してください。

6. それぞれのデータソースの「統合キー」「指標」を設定します。ディメンションは2つのデータソースで同じタイプになっていることを確認してください。例えば、一方が「テキスト」、もう一方が「数値」になっているとデータが表示されません。

※ ディメンションはどちらのデータソースにも存在するものであれば追加可能です。
※ 指標は必要に応じて追加してください。
7. データソース名を入力して、[ 保存 ]ボタンをクリックすると統合データの作成は完了です。
STEP 4:Google データポータルのレポートにデータを反映する
1. データソースのコンポーネントデータソースからSTEP 3で作成した統合データを選択してください。
2. 「ディメンション」と「指標」を選択してください。

3. これでGoogle データポータルでキーワード別のコンバージョンアクションごとの数値を、他の指標と統合して表示する方法は完了です。
※ Google スプレッドシートは手動で更新していただく必要があります。
※ 広告グループ別や広告別の場合は、統合キーを「広告グループ名」や「広告名」に変更してください。
※ Yahoo!広告も含めて媒体が複数になる場合は、Google スプレッドシートに媒体名の列を追加し、「ServiceNameJA」と一緒に統合キーに設定してください。
※ その他の媒体や指標でも可能です。例えば、Twitter広告ではレポートタイプ「広告」ではコンバージョン数を取得できませんが、同様の方法で統合が可能です。